佛前結婚式とは

佛前結婚式とは、その文字の示すように、み佛さまと先祖の前で行われる結婚式のことです。

佛前結婚式における「佛」とは、本尊と先祖を意味します。

つまり佛前結婚式とは、本尊と二人の先祖に対して結婚をお誓いさせていただく式であるといえます。

先祖を大切に思い、供養させていただくことは、よりよく生きることにつながります。

このことを、佛教では佛縁と呼び、この考えのもとにとりおこなわれているのが、佛前結婚式です。

現在の結婚式は大半が教会式や神前式であり、佛前結婚式はほとんどないのではないでしょうか。

けれども、「縁談が整う」という言葉も、「因縁」という佛教用語に由来致しますことから、

み佛さまにお誓いさせていただく佛前結婚式は、むしろ自然なことであるといえます。

佛前結婚式 式次第

1.入場

 A.両家の父母、親戚、来賓入場

 B.新郎・新婦(ご両人)、(媒酌人)続いて式師入場

2.開式の辞

3.啓白文棒読 一同合掌

4.灌頂酒水(かんちょうしゃすい)

5.授寿珠

6.三皈礼文

 式師の唱えるに従って、新郎・新婦(ご両人)一句一和し参列者も唱和する。

7.指輪交換

8.三三九度盃

9.誓約文(新郎新婦・ご両人)

10.拇印式

11.報告焼香(新郎新婦・ご両人)三拝

12.示訓

13.四弘誓願文

14.親戚盃

15.親戚招介

16.閉式の辞

17.退場

セクシャルマイノリティ(LGBT)の多様化を応援しております

私どもは、佛前結婚式を通じて、セクシャルマイノリティー(LGBT)の多様化を応援しております。

セクシャルマイノリティー(LGBT)とは、どのような性別の人を好きになるかを意味し、また自分の性をどのように認識しているのかを意味します。

身体の性と心の性が一致しているのが一般的と言われていますが、男女どちらにも恋愛感情を持たない人や自身の性を決められない人など、多種多様です。セクシャルマイノリティであっても、ありのままにに生きる権利があります。 私たちは、平等な社会を実現できるように、佛前結婚式を通してセクシャルマイノリティの多様化を応援しております。

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